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ご挨拶
身体拘束は、利用者の精神・身体機能を著しく衰弱させ、残された人生の質を惨めな状態にし、人間としての自立、自由、尊厳と誇りを奪うものです。かつて乱用されていた身体拘束は介護保険法により禁止されましたが、まだ、十分な成果を得るには至っていません。その状況の中、今回、介護・医療保険制度が急速に、大きく改訂され、各現場もこの変革の真っ只中に置かれながら、それぞれ様々な困難や課題に対応しています。
この全国大会では、今回の改訂の実施状況を、”身体拘束”と”尊厳”をキーワードに現場から見直し、単に受身ではない真の改革の担い手として、今後の日本の高齢者ケアシステムをよりいっそう信頼できるものとするために私たちが何ができるか、問い、提言したいと思います。そして各現場の実践のために、ワークショップや事例紹介を行い、拘束廃止のための技能、リスクマネージメント、利用者とのコミュニケーション、リーダーシップのあり方や現場でのスタッフ教育、指針の作成、物理的環境・アイテム、身体拘束や虐待に対応するケアプランや介入の技法といった諸側面から整理し、プロダクトを得る試みを致します。
どうぞ皆様の奮ってのご参加・ご討議をお願い申し上げます。
平成18年6月27日
特定非営利活動法人全国抑制廃止研究会
理事長 吉岡 充
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